レッスン7日目
【 ピアノソナタ第7番「悲壮」 どの小節も似ちょう調 】 レッスン7日目です。 これまで曲全体を小さなパーツに分け、各部分のポイントを指導して頂きました。
それが前回のレッスンで、ようやく最後のパートまでたどり着きました。
転調し少しだけ複雑になる箇所では、相変わらず指がついていかず苦んでいますが、1回1時間の自主練習の甲斐あって、動きはだいぶスムーズになってきたような気がします。 そして。
今日のレッスンではそれら細かく分けて取り組んできたパーツを、いよいよ繋げて弾き通すことを目指してゆきます!
・・・と書くのは簡単ですが、これがまた大変! 今までは多少混み入った部分でも、そこを「エイヤッ!」と乗り越えてしまえば完結してひと安心だったのですが、これからはそうもいきません。
そこを越えたら次!ハイ、次!と、どんどん展開を思い出して弾き続けていかなければなりません。
ひとつのフレーズを終える前に次を思い出して、指を待機させるためにはきっと脳の別の部分をフル稼働させなくてはならないでしょう。
しかしついつい目の前のミスに注意を払い過ぎ、次の小節に移るとき流れがどうしても止まってしまうのです。
焦るほどに楽譜が頭から飛んでしまい、次に弾くべき鍵盤が余計に見つけられないのです。
この「ハリング」は大衆の舞曲を元に作られただけあって、同じフレーズの繰り返しが多いのは助かるのですが、演奏で頭がいっぱいになってくると、いま自分がどこの部分を弾いているのか一瞬分からなくなってしまうという、困った一面もあることに気付きました。
上野先生から「各パーツは一通りちゃんと弾けてますよ!」とお褒めの言葉を頂いたので、今後はそれを滑らかに繋げるために、とにかく弾き込んで、暗譜で弾けるくらいまで覚えて余裕を作っていくしかなさそうです。 しかしまだ通したのは右手のみ。左手の和音は乗せていないのですよ。大丈夫かな~(汗)
なんだか次回は、レッスンも短調に変調の予感が・・・。